Staff Interview 同じ現場は二度と
ない。
予想外のことが
起こる時こそ

求められる知識と経験

H・N

2015年中途入社
製造部 工事課
施工管理

仕事内容
自社工場などで製造されたユニットを現場で組み立て、配管などを行う工事の施工管理を行っている。案件により工事規模が異なるが、10~50人ほどの工事関係者へ工事内容を指示したり、進捗を管理したりする。基本的にカスタマイズされた設備ユニットであるため、現場ごとに作業内容が異なり、その場の判断も求められる。
入社した動機
以前は住宅をメインとした設備工事の施工管理に携わっていた。給排水設備をはじめ、電気や空調など多岐にわたっていたが、金額・設備サイズなどスケールの大きさに惹かれてNGKフィルテックへ。前職で培った配管周りの知識や現場スタッフへ伝える力は、現職でも生かされている。

Chapter 1 工事の案件ごとに作業内容が変わるため、現場での判断が多く求められる。
そこが仕事のおもしろさでもあり、難しさ

インタビュー中の写真

自社の設計担当者から上がってきた設計図を元に、現地で組み立てや配管工事を行う時の工事の技術指導や進捗管理が私の役割です。施工管理の経験があったため、仕事内容にそれほど戸惑うことはありませんでしたが、医薬用水設備は設置する製薬工場ごとに、要望に合わせたカスタマイズが施されていることが多く、作るものが現場ごとに変わります。すると、設計図や計画通りにいかないこともたびたび起こるため、現場で軌道修正することが求められるんです。過去と同じような事例があれば対応しやすいですが、経験したことがないトラブルが起こった時は、どう対処しようかと悩みます。
工事は新築の工場で行うこともあれば、既存の工場で設備の入れ替えを行うこともあり、私は「新築で起こりうること」は一通り経験したと思いますが、既存工場についてはまだ先輩をはじめいろいろな人から情報を仕入れ、トラブル対処の引き出しを増やしている最中です。さらなる知識と経験が必要となりますが、そこがこの仕事の難しさでもあり、おもしろさでもあると感じています。イメージ通りに対処できた時は、ホッとしますね。

Chapter 2 どんな現場でも
円滑に業務を進めるには
密なコミュニケーションが必須

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現場によってスケールが大きく異なることも大きな特徴です。処理する水の量やユニットの数が多くなるほど現場スタッフの数も多くなります。比例して管理側の考えが隅々まで伝わりにくくなり確認作業が多く必要になります。工事の初めに計画書や工程表を全スタッフへ渡しますが、それだけでは伝えきれないため毎朝ミーティングを行い、その日の作業内容や注意点を伝達します。工事を円滑に進めることはもちろん、人の命にかかわるからこそ、安全性を最重要視しています。
一方でスケールが小さい案件はまた違った難しさがあります。スタッフの数が少なく自分の考えや注意事項は行き渡りやすいのですが、納期が短いことが多いからです。短期間でミスなく工事を進めるため、さまざまな人と綿密にコミュニケーションを取りながら進めています。

Chapter 3 年間7割を占める出張中は
現地生活を楽しむ
週末帰省もしやすい環境です

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入社前から「出張が多い」とは聞いていましたが、年間7割くらいは出張で、これまで北海道から九州まで日本中へ行きましたね。慣れるまではプライベートとのバランスをうまくとれないことも。仕事を覚えていくと仕事をコントロールできるようになり、帰省するためのスケジュール調整もできるようになります。今では出張が生活の一部になっているので、楽しんで出張へ。仕事を覚えてくると心に余裕が生まれるので、リフレッシュすることも上手になりました。現地のスタッフとコミュニケーションをとることも兼ねて、一緒に食事にいったり、趣味の釣りを楽しんだりすることもあります。
一つの現場で1カ月から半年ほど滞在することもありますが、週末は頻繁に帰省して友人と遊びにいきます。土日のうち、1日は遊んで1日は休んでいることが多いですね。

Chapter 4 自分の領域以上の知識を身に付け
さらに良い製品を
お客さまへ提供していきたい

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一通りの業務知識は身につけたという手ごたえがある一方で、もっと知識を深めていきたいという目標も持っています。特に、他部署で行っていることなどの知識をつけたいですね。というのも、私の仕事は設計と試運転、あるいはその後工程であるメンテナンスといった、間をつなぐ役割を担っているからです。今は設計担当部署とコミュニケーションをとることが多いのですが、試運転やメンテナンスを担う部署とコミュニケーションをとり、知識を深めることで「こうした方がメンテナンスをしやすい」などといった新たな気づきが得られるのでは、と期待しています。
また、後工程についてもっと知ることで、設計担当者にもフィードバックをすることができるので、周りを巻き込みながら、よりよい製品づくりを目指しています。

※インタビュー内容は取材時のものです。

オフの過ごし方

地元が茅ケ崎に近く、古くからの友人らと遊びにいったり、食事にいったりします。スノーボードをはじめ、登山やキャンプ、釣りなどアウトドア全般が好きなので、一緒に出掛けていることが多いですね。出張先で過ごす時は、その土地の観光スポットへ行ったり、地元のグルメを楽しんだりすることも。場合によっては出張先の山へスノーボードをしに行くこともあります。